お盆の迎え火
迎え火は先祖の霊をお迎えする目印
「迎え火」とは、先祖の霊を我が家にお迎えする際に仏様が迷わないよう、13日の夕方に門や玄関の前でおがら(皮をはいだ麻の茎)や麦わらを燃やして焚く火のこと.。
迎え火を焚くのが難しいところでは、秋の草や蓮の花の絵が描かれた「盆提灯」や「盆灯籠」(新盆では白い無地のものを使うのが一般的)に火をともすことが多いようです。
門や玄関の前で火を焚く場合には、焙烙(ほうろく)という素焼きの皿の上におがらを折って積み重ね、火をつけて燃やします。
一説によると先祖の霊はおがらを燃やした煙に乗って家に帰ってくるとも言われています。