色々あるお盆のお供え
お盆にはご先祖様が帰ってきます。
こちらに居る間に、くつろいでいただけるよう色々なお供え物があるみたいです。
仏花 |
15日にご先祖様の御霊がハスの花びらに乗って帰って行くと言われています。
そのため、花弁の多い蓮の花を花瓶に1本づつ入れましょう。 |
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丸い果物 |
一番喜ばれるのはスイカだそうです。
丸いものならやメロン・ミカン・桃でも大丈夫です。 |
盆菓子 |
一般的に「落雁(らくがん)」と呼ばれる砂糖で出来たお菓子。
お墓に飾っても虫が来ないようにビニールで包んであります。 |
お菓子 |
ご先祖様が好きだったお菓子、つまみや袋菓子などなんでも大丈夫です。 |
飲料 | ジュース・お酒等なんでも結構です。 |
惣菜 |
夏の野菜を使って作った食品。 |
お団子 |
おはぎ・みたらし・三色団子や大福などなんでも大丈夫です。 |
うちわのお菓子 |
うちわの形をした「ふ菓子」です。 |
蓮の花で帰っていくご先祖様
お盆の最終日には、ご先祖様が帰る準備をしましょう。
1.15日の夕方、時刻で言うと15時〜16時になったら、蝋燭と線香を点して窓をあけます。
2.台所で洗面器やボール等に水を溜め、その上に蓮の花びらを1枚ずつうかべます。
3.蛇口の水を出しっぱなしにして、水の入った洗面器(ボール)に小さな流れを作ります。
そこまで準備が出来たら、
最後に、「どうぞこの船に乗って、ゆっくりとお帰りください」と声を掛けましょう。
お盆で使用したものの処分方法
お盆で使用したものってどういうふうに処分したらいいか困りますよね。
そこで、処分の仕方もご紹介します。
お盆で使った、ナスやキュウリ、蓮の花びらなどは、なるべく白い紙(半紙やキッチンペーパー等)に包んで塩を一緒に入れてからゴミ箱に出してください。
お盆は、来客もあり準備や後片付けも大変ですよね。
お盆を終えるころにはきっと疲れも出てくると思います。
でも、戻ってきたご先祖様が気持ちよくこちらの世界で過ごされるよう、そして、向こうの世界に気持ち良く戻っていただけるように最後までキチンと行いましょう。