お盆のお供えにはお菓子

お盆とお墓参り ご先祖様を供養する

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色々あるお盆のお供え

お供え物

お盆にはご先祖様が帰ってきます。
こちらに居る間に、くつろいでいただけるよう色々なお供え物があるみたいです。

 

仏花

15日にご先祖様の御霊がハスの花びらに乗って帰って行くと言われています。

 

そのため、花弁の多い蓮の花を花瓶に1本づつ入れましょう。
水子様には「ホオズキ」も喜ばれるようです。

丸い果物

一番喜ばれるのはスイカだそうです。
これは、現在のように冷蔵庫が無かった時代の夏、果物の中で一番のごちそうが、井戸水や川で冷たく冷やしたスイカだったからと言われています。

 

丸いものならやメロン・ミカン・桃でも大丈夫です。
切らずにそのまま供えましょう。

盆菓子

一般的に「落雁(らくがん)」と呼ばれる砂糖で出来たお菓子。
お盆のお供え用に、蓮の花の形の様なものがよく見まれます。

 

お墓に飾っても虫が来ないようにビニールで包んであります。

お菓子

ご先祖様が好きだったお菓子、つまみや袋菓子などなんでも大丈夫です。
お盆が終わった後に、家族で食べれるものを供えましょう。

飲料 ジュース・お酒等なんでも結構です。
惣菜

夏の野菜を使って作った食品。
そうめんや瓜の漬物、カボチャなどの煮物などです。

お団子

おはぎ・みたらし・三色団子や大福などなんでも大丈夫です。

うちわのお菓子

うちわの形をした「ふ菓子」です。
水子様が喜ぶお菓子と言われ、関西ではよく売られているようです。





 

蓮の花で帰っていくご先祖様

蓮の花

お盆の最終日には、ご先祖様が帰る準備をしましょう。

 

1.15日の夕方、時刻で言うと15時〜16時になったら、蝋燭と線香を点して窓をあけます。
2.台所で洗面器やボール等に水を溜め、その上に蓮の花びらを1枚ずつうかべます。
3.蛇口の水を出しっぱなしにして、水の入った洗面器(ボール)に小さな流れを作ります。

 

そこまで準備が出来たら、

 

最後に、「どうぞこの船に乗って、ゆっくりとお帰りください」と声を掛けましょう。

 

水は、蝋燭の灯が消えるまで、出し続けましょう。

 

お盆で使用したものの処分方法

お盆で使用したものってどういうふうに処分したらいいか困りますよね。
そこで、処分の仕方もご紹介します。

 

お盆で使った、ナスやキュウリ、蓮の花びらなどは、なるべく白い紙(半紙やキッチンペーパー等)に包んで塩を一緒に入れてからゴミ箱に出してください。

この時の塩は味塩以外の塩を使用してください。

 

お盆は、来客もあり準備や後片付けも大変ですよね。
お盆を終えるころにはきっと疲れも出てくると思います。

 

でも、戻ってきたご先祖様が気持ちよくこちらの世界で過ごされるよう、そして、向こうの世界に気持ち良く戻っていただけるように最後までキチンと行いましょう。