お盆の由来

お盆とお墓参り ご先祖様を供養する

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お盆の由来

お盆のしきたりは地域によって色々ありますが、ここでは一般的なものをご紹介します。
まずは7日、お盆の支度に入る「七日盆」です。お墓を磨き、掃除をしてきれいにしておきます。

 

その後12日(草の市)に花やろうそく、線香などを買い揃え、お盆の準備を整えます。

 

13日(迎え盆)の朝には仏壇の前や縁側などに小さな机を置き、先祖の霊をお迎えする「盆棚」を作ります。

 

夕方には先祖が迷わず家に帰れるよう家の前で「迎え火」を焚き、盆棚に食事を供えてお迎えします。

 

14日、15日には三食の食事をきれいな水とともに盆棚に供えます。また、僧侶を招いてお経をあげていただきます。
15日の夕方、あるいは16日の朝にお盆が終わり、迎えていた先祖の霊を送る「送り火」を焚きます。

 

地域によってはお供えや盆棚の飾り物、灯篭などを小さな舟形にのせて川や海へ流す「精霊流し」「灯籠流し」を行うところもあります。

 

灯篭

お墓の掃除の仕方

まず墓石の周りを掃除します。枯れた花や線香の燃えかすなどを取り除き、雑草を抜き、枯れ枝やゴミなどを拾います。墓石の周りに敷いてある玉砂利はザルなどに入れて洗うときれいになります。

 

墓石は天然石でできているので洗剤などは使わず、スポンジや柔らかい布を使って水洗いしましょう。文字が彫ってある部分は歯ブラシなどを使うと、すみずみまで汚れを落とすことができます。

 

花立てや水鉢も汚れやすいので、念入りに洗いましょう。

 

仏壇の掃除の仕方

仏壇の木部は専用の毛バタキや柔らかい布で乾拭きします。汚れがひどい場合は、薄めた中性洗剤を付けてかたく絞った布で拭いてから水拭きし、さらに乾拭きして水分を完全に拭き取ります。

 

漆塗りの部分は、あらかじめ毛バタキでちりやほこりを払ってから、柔らかい布で乾拭きします。汚れがひどい箇所はぬるま湯にひたした布で汚れを落とし、すぐに乾拭きして水分を拭き取ります。

 

金箔が貼ってある部分は手や布などで触ると金箔がはがれたり、指紋が残るので直接触れるのは厳禁!! 毛バタキで軽く払う程度にします。

 

仏壇の掃除は素人では難しい部分もあり、専門の業者にクリーニングを頼むと見違えるほどきれいになります。お盆などの節目に依頼するのもよいでしょう。




準備は万全に、気持ちは静かに

お墓

お墓参りには、お線香、ろうそく、花、お供え物、マッチ、半紙、ひしゃく、水桶などを持参します。霊園やお寺によってはひしゃくや水桶などを備えてある場合もありますので、事前に調べておくと安心です。

 

お墓の周りをきれいに掃除したら、水鉢のくぼみに水をはり、お墓にお供えをします。お供えは果物やお菓子、故人の好物など、どんなものでも構いません。

 

食品の場合は半紙を折って墓石に置き、その上に供えます。

 

お花は短く切り、花立てに供えます。花立ては対が理想ですが、一つしかない場合は墓前に向かって左側に供えます。

 

お供えの準備が終わったら、ろうそくに灯をともし、お線香をあげます。

 

お線香の本数は宗派によって違いますが(天台宗・真言宗は3本、禅宗は1本または2本、浄土真宗は1本)、一束のままや半分に分けても構いません。
香炉の場合は立て、線香皿の場合は横に寝かせます。

 

準備が整ったら数珠を持って姿勢を低くし、頭を下げます。

 

故人に縁の深い人から順に墓石にひしゃくで水をかけ、静かに合掌して冥福を祈ります。ご先祖様に報告したいことや日頃の感謝を伝え、自分の宗派のお題目を唱えます。

 

お参りが終わったら花、線香以外のお供え物は持ち帰ります。ろうそくの火は必ず手であおいで消すようにしましょう。

 

仏壇参りは毎朝一度はしたいもの

お盆には盆棚に先祖の霊を祀るのが一般的ですが、近年は仏壇の中に祀ることも多くなってきています。
仏壇へのお参りは一日に何回しても構いませんが、最低でも毎朝一回は、新しいお茶または水、ご飯を供えてお参りしましょう。

 

お供えの準備ができたら仏壇の前に正座し、ろうそくに火を灯します。

 

その後、ろうそくの火で線香を灯し、香炉に供えます。りんの内側に撞木(たたく棒)を入れて手前に向けて2回鳴らし、心静かに合掌して冥福を祈ります。

 

お参りが終わったら、必ずろうそくと線香の火を消してから離れます。万が一のことがないよう、香炉や燭台は膳引きや経机の上に出して使用すると安全です。